熟年世代の楽しみ方

今や留学といっても、シニア世代も参加する時代です。旅行、ボランティア、ロングステイと海外に出て行く50代以上のアクティブシニアは増加しています。熟年世代で留学することには、メリットがあります。

①現地の習慣に合わせつつも、自分のペースを守って、無理のない安定した生活を送れる 
②熟年ということで開き直れ、授業中の発言などで間違える事に気遅れしなくなる 
③資格をとるための勉強でもないし、仕事で習うわけでもないので、気軽に授業を楽しめる 
④ディスカッションなどでは、人生経験を活かし、若いクラスメートとは違う視点から話ができる 
⑤訪れる国を、若い時よりももっと広い視野で眺めることができる という点です。学生として過ごす時間というものは、いつになっても楽しいものです。長年に渡り、会社や家庭で何らかの役割を果たしてきた人にとって、学生に戻れるというシチュエーションは新鮮なものです。 また、日本という定点を離れ、普段とは違うペースで毎日を送り、日々新しい体験をすることで、心身ともにリフレッシュできます。そして、現地の学校には世界中から集まった生徒がおり、多国籍の友人ができます。もちろん共通語は英語なので、暮らしのなかで、英語を使う喜びを味わえます。 

留学の効用としては、熟年世代の留学は、個人差こそありますが、3カ月以上の長期に渡って語学学校等で学ぶ人を除いては、留学エージェントや旅行会社のパッケージで参加するケースがほとんどといえます。ということは、英語を学ぶ期間としては、どうしても短いものにならざるを得ず、一般的に短期間では、純粋に英語力の向上という結果を望むには厳しいものがあります。しかし、熟年世代の留学では、語学の上達よりも、自分が知っている単語や言い回しが相手に伝わる、相手の話すことが少しでもいいから聴き取れるようになる、などといった小さな進歩を楽しむことに重点をおいて考えたいものです。

また、その小さな進歩から得た喜びを次なるチャレンジに活かしたり、また逆に、言いたいことが相手に伝わらなかった経験をバネにして、帰国後の学習のモチベーションに変え、留学をきっかけにして、生活の刺激、ハリが増えるような貴重な経験にできれば最高なことです。 

では実際に、留学先の国についてですが、英語を学べる国としては、英語を国語とするアメリカ、カナダ、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、母国語ではないですが、公用語や共通語として英語が使われているフィリピン、マレーシア、南アフリカ、マルタなどを挙げることができます。中でもとくに人気の留学先は、気候がよく、国民性が明るいオーストラリアやニュージーランドなどのオセアニア地域です。

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シニア留学の紹介・ポイント

具体的に学校や留学スタイル、なぜそれを具体的に選んだのかを明確にしましょう。
まず、
①ランゲージホームステイ(ティーチャーズホームステイ英語授業付きホームステイ)とは、学校の先生宅にホームステイして、プライベートレッスンにて英語の指導が受けられる英語授業付きホームステイです。初級から上級まで、どんなレベルにも対応が可能です。どんな専門分野でも対応が可能であり、例えば、将来、旅行会社に就職を希望するために観光英語を勉強したい、定年退職後による骨董品関連の勉強をしたいなど、どんな目的に対しても、幅広く受け入れが可能です。また、年齢制限がなく、小学生から高齢者まで、1週間の短期から1年間の長期まで、本人の希望により、参加が可能です。英語学習以外にホームステイを通じ、生活習慣、文化を体験することができ、家族との人的交流は、他の留学スタイルでは得られない貴重な体験となります。家庭内ではいっさい日本語は通じないので、日本語から離れ集中的に英語学習が可能です。留学先が主に家庭内であるために、病気等による何かのトラブルに対して敏速な対応が可能であり、安心して留学生活を送ることができます。イギリスを中心に、オランダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、ポルトガル、スペイン、チェコ共和国、アイルランド、マルタ共和国、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカで、計16カ国に及びます。じっくりとプライベートレッスンにて学びたい留学生にとっては、最適な留学スタイルと言えます。
②エクステンション(生涯教育)、コンティニューイングスタディ(継続教育)・・これは大学の拡張的、継続的、連続的、関連的という意味を含有し、学外教育的な生涯教育を意味し、この留学スタイルを利用すれば名門大学等のキャンパスライフを体験することが可能です。
③スペシャリスト留学とは・・専門的な技術や知識を修得する留学スタイルで、公立のコミュニティ・カレッジ(州などの地域社会が地元の住民のために設立した学校で、地域社会の産業を育て活性化させるために、地域住民にできる限り安い費用で教育を提供し人材を育成し、技術を習得させることを目的とした職業訓練的学校)、私立のジュニアカレッジ(宗教団体によって運営されたものと、独立した組織によるものがあり、特徴として、少人数制度を実施し、個人的にかなり行きとどいた授業が行われ、ほとんどの学生が4年生の大学に進学するのが特徴)、私立のボケーショナルスクール(短大や大学等と違い、卒業しても学位を取得できませんが、その代わり独自のライセンスや修了証書を習得することができます。これらの専門技術や知識を修得する留学を一般的にいうもの)等に分かれ、独自のライセンスや修了証書を修得することが可能です。
④スポーツ留学・・各種スポーツ関連の技術や知識を修得する留学スタイルで基本的にはスペシャリスト留学のカテゴリーでありますが、スポーツ自体を楽しむことを重点として、体験型・交流型留学ということも可能です。スポーツ留学には、ゴルフ、テニス、野球、バスケット、スキー、スケート、ダンス、バレエ留学などがあり、最近では増加傾向にあります。
⑤ロングステイアウトリーチ留学・・ある地域に数週間(数か月)滞在して、現地の自然や文化あるいは人々の交流を主目的とするロングステイという滞在スタイルに、大学等が開講する出先教育機関(アウトリサーチカレッジ)プログラムを加える留学スタイルです。
⑥語学留学・・誰でも気軽に短期、長期を問わずに実現できるところに魅力があり、各国によってさまざまな認定組織や協会によって管理、運営されていることが、このスタイルの特徴です。語学留学の選択のポイントは、大学内に併設(オンキャンパス)を選ぶこと、できるだけ好環境地域(自然環境や教育的環境)を重視して選ぶこと、そしてその教育機関がベストとする学校を選ぶことです。

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シニアが目指す留学

近年では、若いときには思うようにできなかった海外体験を満喫すべく、気ままに海外に飛び出す50代からのシニア留学が注目を集めています。そのなかでも特に人気があるのが、外国語を学びながら、現地でのアクティビティや人との交流を楽しむという留学スタイルです。留学に旅立つ理由は、人それぞれにあります。退職後の海外ロングステイに備え英語を学び、外国での生活を体験しておきたい、今まで仕事を頑張ってきた自分へのごほうびとして、ずっと勉強したかった英語を楽しく学びたい、ホームステイをして、英語で会話をしながら外国の一般家庭の暮らしを体験してみたいなどです。シニア留学は、人生をより豊かにするための大きなきっかけになることは間違いありません。

また、シニア世代の留学のいいところは、若い人の留学とは違い、あくせくせずにマイペースでできるところです。若い人の場合、学位の取得、仕事に活かすためなど、外的・内的な理由で、留学は余裕もなく必死に取り組まなくてはと、四苦八苦した日々を過ごしています。

一方、シニア世代は、資格のためでも仕事のためといったしばりがなく、純粋に学ぶこと それ自体の目的を楽しみにしていたり、旅行気分で観光のプラスアルファとして勉強をしてもいいのです。それが何よりも、シニア世代の留学の一番のメリットといえます。子供が手から離れ独立し、自分も定年退職を迎え、時間と経済的にも、心の余裕がある今だからこそ、実現できるシニアの夢でもあります。また、留学先で出会った人、発見できること、刺激的な環境の中で過ごす充実した日々は、一生のうちでかけがえのないものになります。 

では、実際に留学の主な特徴としては、語学留学のほか、ホームステイプログラム、正規留学、公立系の英語研修、資格取得系、インターシップ体験、ワーキングホリデープログラム、ロングステイ、おけいこ留学、ボランティア活動等で、多種多様な留学プログラムの運営や開発がみられます。海外留学が夢だったシニア世代のなかで、特にオーストラリアやニュージーランドへの語学留学に挑戦する人が増えています。その理由として、地域的に温暖な気候で過ごしやすく、時差も少ないので、短期留学でも体の負担が少ないということや、安全性からみても、比較的に治安が良い地域と考えているからです。エージェントに依頼した場合、サポート体制として、日本語による24時間の現地対応などがあるので安心でき、心強い存在といえます。滞在先については、ホームステイ、学生寮、シェアハウス、夫婦で泊まれるサービスアパートやリゾートホテルなどをアレンジできることも可能です。団塊世代の人たちが、企業で定年を迎えたという理由から、60歳以上の留学生が、今後も更に急増することも予想されます。

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