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にや様今日この頃(召使いのやってらんないよ的日常)
第十四話 おるすばん にや様
| にや様は気難しくはあるけど、猫らしく気高く生きてらっしゃいます。どんなしなを作って見せてくださっていても、召使の立場は召使以上にはなりません。 にや様にとって召使いは、自動カリカリ給仕機、自動猫缶空け機、自動のどなで機、自動トイレ掃除機、自動温度調節付座布団、自動つめきり機、自動・・・・ううっ・・・シクシクシク・・・・ (ないちゃだめ!さぁ、笑顔で続けるのよ。がんばれ、わたしっ!!)
「わたくしはにや猫なのよ。召使いと同じレベルに考えるなんて、失礼きわまりないわ!」ってな、ことなんでしょう。よいのです、にや様と暮らして11年。そんなにや様なりの愛情を、わたくしは理解しているのですから!!!ほ、ほほほほほ・・・・・(;▽;)ま、そういうわけで、召使い無しでは生きていけない、なんて甘い言葉を、口が裂けてもおっしゃいません。いってても、召使いには解読不可能ですけどね〜♪。 そのためかどうかわかりませんが、おかげさまで、にや様はお留守番ができます。一泊二日はお使えしはじめのころから日常茶飯事。今では2泊3日はなんのその、すごくがんばっていただいて、3泊4日というのもありました。 すばらしい雇い主でございます。ありがたや、ありがたや。お食事とおトイレと換気をしておけば、連泊もこころよく許可してくださるんですもの。 よっ!ふとっぱらっ!!(^o^)丿 ★
ガプッ♪ (ヒ〜〜〜〜ッ!! そういえば、前々回から禁句だった) 帰宅後にも、これといってすねてみせたり、怒りをぶつけてこられることもなく、召使いもそのおやさしいにや様のお気持ちに甘えていたのですね。11年目の夏にして、にや様の静かな抗議が炸裂したのでした。 それは、いつものようにたった1泊2日だからと、召使いの心に気の緩みがあったことから起こった事件かもしれません。1泊2日の後に、連続して2泊3日のお留守番をご予約していていたわたくしは、後者のために新しい猫砂を用意して出かけました。バタバタとあわただしく用意をして出かけたわたくしは、ついうっかり猫トイレをぎりぎり出発前に掃除するのを忘れたのです。ま、次の日かえってきて、猫砂も全部新品に交換するからいいかなぁ〜と、あくまでも自分にやさしい召使いでございました。 たった、2日間の日程でしたが、これが非常にきつかった!なんせ、お盆の帰省ラッシュの中、移動したものですから。くたくたになりながら、アパートに帰宅したのは夜も9時。おまけに翌日は、あさ4時おきで用意して、また出発です。旅行の用意もしていません。あせりと疲れで、ぐったりとした召使いが我が家のドアをあけると!!
なんだか抜け殻のような気分の召使いを尻目に、にや様は得意げにこちらを見ておられます。 砂漠の中心は新品の猫砂袋でした。お店のポリ手提げ袋ごと引き裂かれた砂の袋から、四方に散らばっている砂、砂、砂!!その砂を散々踏み散らかして移動したのでしょう、他の部屋中、やっぱり砂、砂、砂!! これを今からかたずけろって?明日の用意もしてないのに?わたくし今晩は、何時間眠れるの? 放心状態から怒りバージョンに変貌しつつあった召使いの心を、しおしおとしぼませたのは、引き裂いた袋の中にきっちり排泄されていた、にや様のお小水の塊と、○んこを見たときでした。
(でも、なんでよりにもよって今日なの?タイミング悪過ぎない?) 床を汚さないように、袋の上で用をたされているとこに、愛情まで感じます (袋は下側の部分まで爪がバシバシ入ってたけどね) 召使い感動で口もきけませんですわ〜〜っ!! そういうわけで、召使い心得に新たな項目ができました。 一.お留守番には最高の環境をご提供すること |
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