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にや様今日この頃(召使いのやってらんないよ的日常)
第四話 悪い癖のはじまり
今、にや様が住んでいらっしゃる家は、にや様のために建てられた築1年半の一軒家です。二世帯住宅ということになっているので、本当の玄関の他に、半畳ほどの玄関があります。 最初から、この玄関は、にや様のためのトイレとして使おうと、予定。換気口ももうけてありました。にや様は、元々おトイレで問題を起こされたことがありません。いつもきちんと、トイレの中で用をたされます。外出ができた田舎暮らしの時も必ず帰ってきて、おトイレを使ってらっしゃいました。 ところが、この冬、突然それはトイレの外に出現したのです!いつもは、固まるトイレ砂にまみれてひからびているあれです。私はまず、にや様がトイレ掃除の手抜きを、み(身?実?ご想像にお任せします)をもって諭されたのだと思い、にや様に平謝りしながら、トイレ掃除をしたのです。なんて素直なよい召使いでしょう。 しかし、それからどんなに掃除をしても、必ず大きい方だけ外でなさいます。いったいどういうことなのでしょう? よくよく観察してみると、にや様は、小をなさいますとき、必ずトイレの縁に器用にまたがり、決して砂に足を着かれません。どうやら、砂箱の中に入ってしまって用を足すなんて、とんでもないっ!不潔よっ!不衛生よっ!と、いうことのようです。ところが、大きい方は、小さい方のような体勢ではやや不安定な感があります。このままでは女性の大敵、便秘になる可能性があるそうなのです。(ほんとうかあ?)そのため、安定のよい、広いたたきの上で、お踏ん張りになっているようなのです。 そ、そんな・・・・それでは、このまえ、わたくしがあやまりにあやまりまくったのは??いつもいつも、こまめにトイレ掃除をさせられたのは???にや様は、そんなのあんたが勘違いしただけでしょ?といわんばかりの視線を投げかけられるだけです。そんな冷たいご主人様の態度に、涙をこらえつつ、ぎゅっとエプロンの端をかむ召使いなのでした。 しかし、このままたたきをトイレ化することはできません。効果はあまり期待しませんでしたが、とりあえず、そこに残ったにおいを消す、という意味でたたきいっぱいに、新聞紙をすいたのでした。それは、オリンピックまっ盛り、スピードスケートの岡崎朋美ちゅうわんが、金メダルを獲った翌々日でした。あー、岡崎ちゃんごめんなさい。あなた様の顔の上に、にや様のトイレを置いてしまったのです。なんて罪深い召使いなのでしょう。でもこれしか古新聞紙がなかったのです。ゆるしてください!! ![]() この貴い犠牲はきっと報われるに違いありません! そう願いつつ次回に続きます。 |
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